自己肯定感を上げるために、過去を癒す方法
こんにちは!
まーきーこと、よしのまきこです。
今日は、「自己肯定感を上げるために、自分の過去を癒す方法」についてお話します。
仕事ができるAさんは、お子さんが何をやってもダメな子に見えてしまいます。
「何やってるの💢」
「早くしなさい💢」
「お友達はとっくにできてるじゃないの💢」
「宿題やったの?💢💢」
「もうー、ノロいんだからっ💢」
と、何かとダメ出しをしてしまうAさん。
そんなAさんに、お子さんはびくびく顔色をうかがうようになってしまいました。
そこでAさんは「もしかしたら私が厳しすぎるから、顔色をうかがう子になってしまったのでは?」と思い、ダメ出しをやめようとしましたが、
「ダメだとわかっていてもついイライラしてしまう自分はダメだ。」
「もっとできる子に育てないとこの子が困るのではないか?」
「もっとがんばらせるべきだ」
「子どもがダメなのは私のせいだ」
「学校の先生にも私がダメな母親だと思われてるのではないか?」
という、他人軸と自分責めがあることに気づかれました。
そう、「顔色をうかがう子」への一番の対処法は、「ママが自分責めをやめること」なんです。
自分責めの癖があると、どうしてもお子さんの悪いところが目に付いてしまいます。
特に女の子の場合、ママは自分を投影するため、自分へのダメ出しをそのまま娘さんにしてしまう方が多いようです。
では、どうしたらこの「自分責め」をやめて、子どもをのびのびさせてあげられるママになれるのでしょうか???
それは、自分が過去に心に受けた傷を癒していくことです。
今日はこの「過去を癒して自分責めをなくす方法」をお伝えしたいと思います。
その方法とは、「身体の声を聴くこと」です。
もちろん、ストレッチをしましょうとかそういうことではないですよ(笑)。
その意味するところから、解説していきますね
なぜ身体の声を聴くことが癒しになるのか
トラウマと身体は、実は密接に関係していることが、研究からわかっています。
動物であるヒトは、ストレスを受けると、体が「闘争=逃走本能」という反応を起こし、体内のストレスホルモンを分泌し、まさに敵に備えようとします。
現代では、命を脅かすようなライオンなどの動物に出くわすことはなくても、
例えば
激しい言葉で責められる、
叱責される
など、精神的苦痛を受けることはありますね。
この時、脳は、「脅かされている」という事実のみ受け取るため、ライオンに出会ったときと同じ身体症状を起こし、身を守ろうとします。
ところで、私たちもかつては、親に頼らなければ生きられない、小さな子供でしたね。
その小さな子供が、自分の命を握る親から、激しく叱られる、無視される、あるいは失望されるとどうなるでしょうか。
「お母さんに見放されたらどうしよう(=生きていけないピンチを招きかねない恐怖)」
「お母さんに無視されたら怖い(=命を脅かされる恐怖)」
「お母さんを失望させたらどうしよう(=お母さんに見捨てられたら生きられない恐怖)」
そう、お母さんから受けた、大人から見ればちょっとしたことかもしれないストレスでさえ、子どもだった私たちは命の恐怖にも感じたわけです。
※ここで、子供を怒ってしまう自分を責めないでください!
あなたを責めても、事態は改善しないどころか、悪いほうへ行くばかりです。
子どもは柔軟です。あなたの愛情もちゃんと受け取っているはずです。それにいつからでも改善できます。しかもこれから自分責めを改善すると、子どもにますます愛情を注げるあなたになれますから、安心してくださいね。
まずは、小さかったあなたに、どんな恐怖がのしかかっていたか、理解していただけましたでしょうか。
そう、あなたはとても頑張って、サバイバルしてきたのです。
このサバイバルしたときの緊張が、ライオンの時と違うのは、
恐怖が過ぎ去らないことです。
お母さんは頭の中の架空のお母さんの声となって、あなたを責め続けるのです。
身体はそのたびに緊張します。いわばトラウマの追体験と同じ状態なのです。
なので、身体の緊張を解くことが、あなたの中の自分責めを解消してくれる糸口になることがあります。
この方法のすごいところは、「明確に虐待された記憶がなくても有効」なところです。
私自身も、ネグレクトや虐待を受けた経験はありません。むしろ、母親からの愛情を痛いほど感じて育ちました。(同時に過干渉でもあったのですが。)
この場合、「お母さんは愛してくれたのに、私がダメな子だからお母さんは満足してくれないんだ」と、ますます自分を責めるループに入る傾向があると思います。
そんな私は、身体に刻まれた緊張を一つ一つ解きほぐすことで、トラウマを改善できると知り、潜在意識に刷り込まれた自分責めにも使えるのではないかと考えました。
数冊の本と、瞑想を組み合わせて実践したところ、確実な手ごたえを感じることができたのです。
今回は、私なりの、「身体の声を使った、心のブロック克服の方法」をお伝えしますね。
身体の声の聞き方
ステップ①身体の緊張を見つける
ゆったりと椅子に座り、目を閉じてリラックスします。
自分の固定観念「~ねばならない」「~べき」
といった、自分責めの元になる、自分の中の固定観念を一つ選んで、口に出して言ってみましょう。
先ほどのAさんの例であれば、「子どもをできる子に育てなければならない」「完璧でなければならない」「自分を責めてしまう」「昔母親に完璧でないと叱られた過去」といった感じの、感情のブロックの中からひとつ選びます。
口に出すことで、言葉と音の両方で固定観念を認識することになり、より身体の感覚を感じることができます。
言ってみて、身体のどこが緊張するのか、感じてみます。
お腹でしょうか?足に力が入りますか?のどがきゅっと閉まる感じ?肩にぐっとコリを感じるかもしれません。
そこに気持ちを集中させ、力が入っているのをありのまま感じます。
ステップ②感謝する
その場所には、自分の命を守るために必死にちぢこまっている、小さな自分がいます。
その子に、やさしく声をかけてみてください。
「今まで頑張ってくれてありがとう」「気づかなくてごめんね」などです。
そこに、そんな部分を持っている、現在の自分も許しましょう。
「つらさを抱えて、頑張ってきたね。」「大きな荷物のような感情をずっと持っていたんだね」など共感の言葉をかけます。
そして、もう一度、身体の緊張しているその部分が、どんな感じがするか、感じてみてください。
じんわりと温かさが出てきましたか?硬くなっていたのが少しずつほぐれていますか?
改善が感じられなければ、もうすこし、声をかけ続けてみてください。同じ言葉を繰り返し言うのでも大丈夫です。
ステップ③意図してゆるめる
あえてその部分にぐーーーっと力を込め、次に脱力してみてください。
くりかえすことで、その部分が緩むのを感じられますか?温かさがやってきますか?
改善が感じられなければ、もう少し繰り返してみます。
ステップ④その部分を、身体に統合しよう
そこの硬さや緊張のエネルギーを自分に統合しましょう。
その部分に光のエネルギーを当て、その光が体全体に広がるのを感じます。
同時に、そこにいた小さい子供を、イメージの中でぎゅっと抱きしめて、自分自身と一つになるのを感じます。
ホ・オポノポノをご存じの方は、四つの言葉をかけてあげるのもとても効果的です。私はよくそうしています。
「ごめんね。ゆるしてね。ありがとう。愛してるよ」
緊張していたその部分が、自分と溶け合って、柔らかくなるのを感じたら、ゆっくりと目を開けます。
この四つのステップを、時間のある時に取り組むと、
不思議と自分を責めることが減り、ありのままの自分を愛せるようになってきます。
もちろん、一回では終わらず、繰り返し出てくる自分責めに「またか・・・」と疲れることもあるかもしれません。
私のメンターのしのざきみどりさんも、「玉ねぎの皮をむくように」とおっしゃっていました。
そう、自己否定は玉ねぎの皮のように、自分の周りにくっついているので、一皮ずつ向いていくと、いつかダイヤモンドのように輝く自分自身と出会えるのです。
まとめ
- 過去を癒し自分責めを改善するには、身体の緊張をほぐすのが有効
- 4つのステップでその緊張を解きほぐすことで、置き去りにしていた緊張した小さな自分を大人の自分に統合し、自分責めを減らしていくことができる。
- そのステップとは
①身体の緊張を見つける
②感謝する
③意図してゆるめる
④その部分を、身体に統合しよう
この過程は、過去のつらかった記憶を思い出す必要がないため、精神的に楽な方法です。
ですが、身体の一部にアクセスするときに、思い出がよみがえったりして、つらくなってしまうこともあるかもしれません。
無理をせず、小さな固定観念から始めたり、専門家に伴走してもらうことも、解決を早める助けになると思います。
私も、現在は無料でお話をお聞きしていますので、一緒に試されたい方はぜひ、LINEでお友達登録の上、ご相談のメッセージをお待ちしています。
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